味のある茶の牛革の鞄、古きを温めます。
このコーナーで以前、ドイツのめずらしい牛革の鞄と馬の革でできた光輝く鞄を紹介しました。その際にお話しした通り、現在は両方とも長女と次女が使用しており、私はというと、今はおよそ10年前に購入したこの牛革の鞄が愛用品です。講義のレジュメなどを入れています。明るい茶色の鞄で、購入時に比べ、茶色が微妙に変化してつややかになり味が出て来ました。何の仕掛けもないシンプルな鞄ですが、こういう状況で新たな鞄を買う余裕もないので、「古き」を温めます。温故知新とは意味が違いますね。