小林公夫の「愛(め)でたいモノたち」

作家で法学者である、ハカセ小林公夫が好きな服や、小物、本、好きなお店、料理など様々な好きなモノについて語るページです。

SIGNATURE 10月号

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f:id:kobayashi-kimio:20220917224800j:image 「SIGNATURE」のGINZA RESTAURANT WEEKのお知らせを目にして若い頃に通った銀座の行きつけの店を自然に思い出していました。マスコミ勤務時代は、頻繁に銀座で食事をした記憶があります。一番足しげく通ったのが、SONYビルの地下にあったマキシム・ド・パリです。私の親族がこの店の超常連で、当時、支配人を紹介されて出入りを許されました。思い出すのは来店時の服装を支配人に注意されたことです。夏の暑い日でした。私は服装が自由なマスコミ勤務ですから、半ズボンとポロシャツで店に出向いたことがあり、支配人から、「うちはスーツにネクタイ着用、半ズボンは禁止です」、と耳打ちされたことがあります。その日は店のジャケットを拝借し、ポロシャツの上から棒タイを締めるというとてつもないいでたちで食事をしました。「カニのサラダパリ風」、お値段4700円は絶品でした。あのサラダは忘れられません。寺岡支配人、あの折は失礼しました。お元気でしょうか。あとはインスタでも紹介した寿司屋の勘八ですね。この店は夜でも1人2万円で収まる感じで、銀座にしては割にリーゾナブルなお店でした。しかし、魚治という寿司屋はとてつもない高級店でした。マグロの中トロ1貫が3000円ぐらいした記憶があります。懐かしいですね。現在はマグロ2貫110円の店で食事をしております。